まさか！？温泉でアトピーが悪化！～Cさん（30代・女性・宮城県）
幼い頃にアトピーと診断されましたが、
小学校高学年まではさほど酷くはありませんでした。
皮膚科にも一ヶ月に一度くらいの頻度で通院していました。
しかし、症状が悪化したのが
小学校5年生のときのスキー合宿でした。
きっかけは温泉でした。
その温泉は硫黄成分が強いところです。
温泉に入ってから強い痒みを感じました。
それまでにも温泉に入ると、痒みを感じたことはあるものの、
血行がよくなったせいかもしれないと思う程度でした。
しかし、そのときの痒みは
それまでに感じたことがないものでした。
眠っている間に無意識にかきむしってしまったらしく、
翌朝、背中の皮膚がただれた状態になり、
血や膿も出ていました。
旅先から帰ってすぐに皮膚科に行きましたが、
その頃にはただれも悪化していましたし、
痒みとともに痛みも感じられるほどでした。
医師によると、硫黄の成分が肌に強すぎて
悪化してしまったのだろうということでした。
背中という広範囲にただれができてしまったこと、
眠っている間に無意識にかきやすい場所だったことで
症状が落ち着くまでにも時間がかかりました。
それまでは背中を洗うときはタオルを使っていましたが、
刺激を与えないために手で洗うようにしました。
タオルで洗っていたときより、
肌のひきつれが少なくなったようにも思います。
幸い、現在ではアトピーそのものも改善されましたし、
背中のただれのあとも薄くなってはいます。
温泉の効能に「皮膚炎」と書かれていることも多いかと思います。
しかし、アトピーの場合、
入る前にきちんと医師に相談した方がいいでしょう。
また、入浴後に普段とは肌の様子が異なる場合、
早急に真水で洗い流すこともおすすめします。
せっかくの楽しい旅先ではありますが、
気をつけるところは気をつけて過ごしたいものです。
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赤ら顔もう悩まないで！/ウルウ